アンデルセン賞に上橋菜穂子さん
ファンタジー小説「精霊の守り人」や「獣の奏者」で知られる作家で文化人類学者の上橋菜穂子さん(51)が25日までに、国際アンデルセン賞の作家賞に決まった。9月にメキシコシティーで開かれる国際児童図書評議会(IBBY)の世界大会でメダルと賞状が贈られる。
日本人作家の受賞は1994年のまど・みちおさん以来20年ぶり。画家賞を含めると4人目。上橋さんは25日、東京都内で記者会見し、「世界中の人々に私の物語を届けていくことができるとしたら、こんなに幸せなことはない」と喜びを語った。
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