EU、対ロシア制裁強化決定
【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)は20日にブリュッセルで開いた首脳会議で、ウクライナ南部クリミアの編入を進めるロシアに対する制裁強化策として、既に発動した在欧資産凍結などの制裁対象にロシアの要人ら12人を追加することを決めた。
6月にロシア南部ソチで開催が予定されていたロシアとEUの首脳会談の中止でも合意した。加盟国も当面、ロシアとの首脳会談を開かない方針を打ち出した。
ファンロンパイEU大統領は記者会見で「ロシアがさらにウクライナを不安定化させる行動を取れば、EUとロシアの経済関係に幅広く影響が生じる」と述べ、経済制裁発動の可能性を警告した。
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