関西電力が新たな火力発電所を建設する方針を固めたことが25日、分かった。入札で業者を募り、150万キロワット程度の発電所を建設する。2020年代前半の運転開始を目指す。14年度の供給計画に盛り込み、26日に発表する。
原発の再稼働が遅れていることもあり、老朽化が進む火力発電所の更新を進め、燃料費の削減につなげる。比較的安い石炭や液化天然ガス(LNG)を燃料とする発電所の建設を軸に、検討が進みそうだ。
関電が保有する発電設備の合計出力は3496万キロワット(13年3月時点)。そのうち火力発電所は1697万キロワットと約半分を占める。
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