【ウィーン共同】欧米など6カ国とイランは18日、ウィーンで、イラン核問題の包括解決に向けた交渉を始めた。昨年11月に第1段階の措置(共同行動計画)で歴史的な暫定合意に達して以来、初の協議。今回は交渉の目標や進め方が主な議題で、半年以内の最終合意を目指す。
核問題が解決に向かえば、欧米とイランとの関係改善につながり、中東情勢にも大きく影響する。ただ双方の主張には多くの隔たりがあり、交渉進展を支持しない米国とイランの強硬派や、イランと敵対関係にあるイスラエルの反発が予想され、難航は必至だ。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。