炭鉱事故の死者274人に
【ソマ共同】アナトリア通信によると、トルコ西部ソマの炭鉱で13日に起きた爆発事故で、ユルドゥズ・エネルギー天然資源相は15日朝、死者は282人に達したと述べた。1992年の北部ゾングルダクでの炭鉱事故の犠牲者数263人を上回り、トルコ史上最悪となった。
ユルドゥズ氏は「この12時間で生存者の救出はなかった」と指摘した。まだ多数の作業員が閉じ込められているとみられ、死者数は増加する可能性がある。
事故では変圧器の故障で爆発、火災が起きたとみられる。一酸化炭素中毒が死因の大半であるため、ユルドゥズ氏はメタンガスなどが爆発した可能性は小さいとの見方を示した。
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