デヴィ夫人にブログで賠償命令
大津市の中2男子自殺に絡み、タレントのデヴィ夫人のブログに写真を無断掲載され、いじめの加害少年の母親と誤解されたとして、兵庫県宝塚市の50代の女性スタイリストが1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、神戸地裁は17日、慰謝料など165万円の支払いを命じた。ブログへの謝罪文掲載は認めなかった。
工藤涼二裁判長は判決理由で「名誉を毀損し社会的評価を下げた」と認定。デヴィ夫人を「著名な芸能人で、一定の信用や影響力がある」と指摘し、何の裏付けもなく写真を無断掲載して発信したこと自体、非常に安易で軽率だ、と非難した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。