名護市長、4月にも訪米
沖縄県名護市の稲嶺進市長は13日、都内の日本外国特派員協会で記者会見し、早ければ4月にも訪米する意向を表明した。米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対する考えを米政府関係者らに直接伝え、理解を得るのが狙い。「多くの皆さんに(移設反対を)訴えたい」と述べた。
沖縄を訪問したケネディ駐日米大使との前日の会談も取り上げたが、ケネディ氏から辺野古移設に関する具体的な言及はなかったとあらためて明らかにした。
先月の名護市長選で、自らが辺野古反対を公約に掲げ再選したにもかかわらず、移設を進める政府を重ねて批判。「移設強行は民意の否定だ」と強調した。
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