道路寸断、群馬などで孤立相次ぐ
大雪が道路を寸断し、複数の地区が16日も孤立した状態になっている。降り始めの14日から屋外に出られない人もおり、各自治体は陸上自衛隊に災害派遣要請するなどして対応に追われた。
全国で最も高齢化率が高いとされる群馬県南牧村。長野県境に位置する村に通じる県道は、約1メートルの積雪で通行止めの状態が続いた。約1050世帯ほぼ全てが停電している。村の担当者は「役場も停電し、住民は家から出られない状態」と話した。
静岡県小山町でも約70人の高齢者が孤立し、県は16日、陸自に派遣を要請した。
東京都奥多摩町や檜原村の500世帯以上が孤立している可能性がある。
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