追突電車、雪でブレーキ力低下か
東横線元住吉駅(川崎市)の追突事故で、東急の城石文明鉄道事業本部長は15日午後、国土交通省で記者会見し、自動列車制御装置(ATC)は事故当時、正常に作動していたが、追突した後続電車は雪の影響でブレーキ力が低下していたとの認識を示した。
城石鉄道事業本部長は会見の冒頭「皆さまに多大なご心配、ご迷惑をお掛けし、おわび申し上げます」と謝罪した。東横線で14日、オーバーランが10件あり、うち2件は事故現場と同じ元住吉駅のホームで起きていたといい、東急が詳しく調べている。
東横線と目黒線は15日、一部区間で運転を見合わせ、乗客約55万5千人に影響した。
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