「両耳の聞こえない作曲家」として知られていた佐村河内守さん(50)が聴力の回復を認める謝罪文を公表したことを受け、身体障害者手帳を交付した横浜市は12日、事実確認などのため調査し、問題があれば返納を求める考えを示した。
一度発行されれば更新手続きは必要なく、返納の前例もないという。
市によると、障害者手帳の申請は市が指定した医師の診断に基づき書類などで審査。加齢などで症状が悪化して等級を変更していくことはあっても、症状が良くなるケースはほとんどない。
横浜市の担当者は「症状が改善したとすれば、市に届け出る必要がある」と話している。
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