米大使、基地負担軽減に「尽力」
沖縄を訪れたキャロライン・ケネディ駐日米大使は12日、沖縄県庁で仲井真弘多知事と会談した。ケネディ氏は、沖縄の基地負担軽減に「力を尽くしていかないといけない」と述べ、仲井真知事が昨年末に埋め立てを承認した名護市辺野古沿岸部への米軍普天間飛行場(宜野湾市)移設に向け協力継続を要請した。昨年11月の就任後初となる訪問で、沖縄との信頼醸成につなげたい考えだ。
会談に先立ちケネディ氏は、太平洋戦争末期の沖縄戦で日米の激戦地となった糸満市の平和祈念公園を訪問した。
県庁前では12日午前、辺野古移設に反対する住民ら約200人が抗議集会を開いた。
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