【北京共同】中国が世界最長の海底トンネル建設を計画していることが分かった。詳細な計画書が4月に政府に提出され、順調にいけば2026年までに完成する見込み。中国の英字紙チャイナ・デーリーが15日までに伝えた。
同紙によると、遼寧省大連市と渤海を挟んで対岸にある山東省煙台市を123キロの海底トンネルで結ぶ計画で、総工費は2200億元(約3兆6900億円)の見通し。実現すれば、海底トンネルとしては世界最長の青函トンネル(53・85キロ)の2倍以上となる。
両市間の移動は現在、車で1400キロ、フェリーで8時間。海底トンネルができれば40分に短縮できるという。
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