レール検査数値改ざん事件で、JR北海道の社内調査で改ざんを認めた大沼保線管理室(北海道七飯町)の元社員が「脱線事故の後、運輸安全委員会が調査に来ることが分かり、改ざんした。全ての異常値を書き換える余裕はなかった」と社内調査に対し明かしていたことが13日、関係者への取材で分かった。
運輸安全委に対する虚偽報告や調査妨害に当たることを認識しながら改ざんに及んでいた可能性がある。元社員はもう1人の社員とともに1月21日付で懲戒解雇の処分を受けている。
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