日米両政府は、オバマ大統領が4月22日から1泊2日の日程で来日し、安倍晋三首相と首脳会談に臨む方向で最終調整に入った。政府関係者が12日夜、明らかにした。首相の靖国神社参拝で関係がぎくしゃくしたことを踏まえ、両国関係を仕切り直し、同盟強化をアピールする。中国の海洋進出など東アジアの安全保障環境が激変する中、日米が連携して対処する姿勢を鮮明にする。
来日はオバマ氏のアジア訪問の一環。国賓招待を想定する日本は皇室行事などを考慮すると一定の期間が必要として4月20~23日を軸に2泊以上を確保するよう米側に打診していた。
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