金融市場の混乱、リスクでない
【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は11日、下院金融委員会で定例の議会証言に初めて臨んだ。最近の世界の金融市場の混乱について「米経済の見通しに著しいリスクをもたらさない」と明言し、従来方針に沿って金融政策を運営する考えを示した。
FRBは、米国債などを買い上げ市場に大量に資金を供給する量的緩和をめぐり1月から購入規模の縮小を開始。イエレン氏は、雇用情勢が改善すれば「購入規模をさらに減らす」と述べ、緩和縮小の継続を表明した。
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