坂本あゆみ監督に批評家連盟賞
【ベルリン共同】世界三大映画祭の一つ、ドイツで開催中の第64回ベルリン国際映画祭で14日(日本時間15日)、坂本あゆみ監督(32)の「FORMA」が国際批評家連盟賞を受賞した。日本作品の同賞受賞は2011年の「ヘヴンズ ストーリー」(瀬々敬久監督)以来3年ぶり。
「FORMA」は、かつて同級生だった女性2人が久々に再会して同じ職場に勤めるが、やがて内に秘めていた憎しみを噴出させる物語。ラスト20分間超の緊迫のノーカット場面が鮮烈な印象を残す。
坂本監督は今作が初長編。革新的な映画が集まるフォーラム部門に出品していた。
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