広島市出身の佐村河内守さんの楽曲が別人の作品だった問題で、広島市は6日、佐村河内さんに2008年に授与した「広島市民賞」の取り消しを決めた。
市によると、佐村河内さん側の代理人弁護士から6日午後、ゴーストライターが作曲していたことに対する謝罪や、広島市民賞を返上する意向との連絡が入った。
また、佐村河内さんが被爆2世、障害者であることは間違いない、との話もあった。
広島市民賞は、市民に夢や希望を与えた人に贈られる。02年の同賞の設置後、取り消した例はないという。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。