シャーリー・テンプルさんが死去
【ロサンゼルス共同】米国で往年の名子役として知られ、外交官も務めたシャーリー・テンプル・ブラックさんがカリフォルニア州サンフランシスコ郊外の自宅で死去した。85歳。ロイター通信などが伝えた。
1928年生まれ。幼くして演技の才能を見いだされ、30年代に「歓呼の嵐」や「可愛いマーカちゃん」などの映画に出演。米国民に希望を与える子役スターとして一世を風靡、6歳でアカデミー賞特別賞を受賞した。
結婚後の49年、21歳で映画界を引退。その後は政治や外交への関心を強め、74年に駐ガーナ大使、89年に共産政権の崩壊目前に駐チェコスロバキア(当時)大使に任じられた。
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