【ワシントン共同】ラッセル米国務次官補は5日、下院外交委員会アジア・太平洋小委員会の公聴会で、沖縄県・尖閣諸島周辺で「中国海洋当局による危険な行動がかつてなく増えている」と批判、先月下旬に訪中したバーンズ副長官が中国側との会談で懸念を伝えたことを明らかにした。書面証言の中で言及した。
中国海警局の船が尖閣周辺の領海に侵入を繰り返していることを受け、中国に対し、自制を強く求めた。
中国が尖閣上空を含む東シナ海上空に設定した防空識別圏についても「挑発的行動であり、米国は認めない」と重ねて強調した。
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