都知事選、舛添氏大勝
猪瀬直樹前知事の辞職に伴う東京都知事選は9日投票、即日開票の結果、自民、公明両党が支援した元厚生労働相の舛添要一氏(65)が他候補を大差で破り、初当選した。いずれも「脱原発」を訴えた前日弁連会長の宇都宮健児氏(67)=共産、社民推薦=が次点で元首相の細川護熙氏(76)は3位。脱原発票が分散した。大型国政選挙が当面想定されない中、舛添氏が勝利したことで安倍晋三首相は強気の政権運営を続ける構えだ。
投票率は46・14%で前回(62・60%)を16・46ポイント下回り、過去3番目に低かった。
舛添氏は9日夜、都内で「東京を世界一の町にする」と抱負を述べた。
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