南北、12日に次官級協議
【ソウル共同】韓国統一省報道官は11日、南北軍事境界線上の板門店の韓国側施設「平和の家」で12日に次官級の南北協議を開くことで北朝鮮と合意したと発表した。朴槿恵政権下で次官級協議が行われるのは初めてで、南北関係の今後を占う協議となりそうだ。
議題は事前に設定せず、双方の関心事項を幅広く話し合う。韓国は20日から始まる離散家族再会事業の円滑な進行や定例化を取り上げる方針だ。
北朝鮮が8日、黄海の軍当局間通信線を通じ「南北関係全般」について話し合う高官級協議を提案した。北朝鮮は今年に入り、関係改善を呼び掛けており、積極的な姿勢を打ち出した形だ。
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