中国、水質汚染も深刻
【北京共同】中国環境保護省のタク青次官は11日の記者会見で、中国の川や地下水などへの汚染物質の排出量が「環境の許容量をはるかに超えている」と話し、深刻な水質汚染が収まっていないとの見方を示した。大気汚染と並ぶ重要課題と位置付け、改善に向けた行動計画を策定する。
タク次官は「水環境は依然として非常に厳しい状況にある」と指摘。水質汚染の各種指標を30~50%は低下させなければならないとする専門家の分析を紹介し「そうしなければ中国の水環境は根本的には変わらない」と述べた。
特に地下水の汚染が「有効に抑え込むことができていない」と認めた。
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