【フランクフルト共同】欧州中央銀行(ECB)は6日、ユーロ圏18カ国の金融政策を決める理事会をドイツ・フランクフルトで開き、主要政策金利を過去最低の0・25%で据え置いた。
ユーロ圏の消費者物価指数が1月に前年同月比0・7%の小幅上昇にとどまり、デフレ懸念が高まったため、追加利下げに踏み切るかどうかが注目されていた。今回は持ち直してきている景気の動向を見極めることにした。
ドラギ総裁は理事会終了後の記者会見で「低い物価上昇率が続いている」とした上で「必要なら、さらに断固たる措置を取る用意がある」と強調した。
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