群馬県藤岡市の関越自動車道で乗客7人が死亡した高速ツアーバス事故で、自動車運転過失致死傷などの罪に問われた運転手の河野化山被告(45)の論告求刑公判が7日、前橋地裁(高山光明裁判長)であり、検察側は懲役10年、罰金200万円を求刑した。
弁護側が最終弁論して同日結審する。判決は3月中にも言い渡される見通し。
検察側は論告で「安全であるはずの高速ツアーバスを、著しい睡眠不足のまま眠気を感じながら運転し続けた。過失犯とはいえ、危険運転致死傷罪に匹敵する悪質な交通犯罪だ」と指摘した。
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