パレスチナへいらっしゃい
【エルサレム共同】日本から観光客を呼び込もうと、パレスチナ自治政府の観光担当者らが、旅行会社や一般市民を対象に、パレスチナの魅力を訴える初めてのセミナーを6日に東京都内のホテルで開く。国際協力機構(JICA)の支援事業の一環。観光振興でパレスチナ経済を活性化させることが狙いだ。
パレスチナの失業率は20%超。観光は経済対策として期待される産業の一つ。自治政府によると、昨年の訪問者数は推定350万人で日本人は数千人程度。タハ観光・遺跡担当副大臣は「パレスチナには豊富な歴史と文化がある。遺跡や自然、食事などを楽しんでもらいたい」などと訪問を呼び掛けている。
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