雪が原因で昨年11月から今年1月までに死亡した人は11道県で43人に上ることが5日、総務省消防庁のまとめで分かった。前年同時期の55人より少ないが、日本海側を中心に豪雪が続いており被害の拡大が懸念される。
65歳以上が36人と全体の84%を占めたほか、雪下ろし中に屋根から転落するといった除雪作業中の事故が目立った。消防庁は事故を防ぐため、1人での雪下ろしを避けることや、ヘルメットの着用を呼び掛けている。
死亡した状況は、除雪中が86%に当たる37人で、落雪が5人、雪の重みで倒壊した家屋の下敷きが1人だった。都道府県別では、秋田が最多の13人。
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