別人による作曲が明らかになった佐村河内守さん(50)の出身地・広島市や、楽曲にゆかりのある東日本大震災の被災地からは5日、「残念でならない」などと失望の声が漏れた。
広島交響楽団が昨年12月、代表作の「交響曲第1番 HIROSHIMA」などを演奏した際は、佐村河内さんも来場。同楽団事務局長の井形健児さん(48)が「精いっぱい演奏します」と声を掛けると、「よろしくお願いします」と応じたという。
井形さんは「広島市出身の作曲家が世間に出て、とても明るい話題だったのに」とショックを隠せない様子。佐村河内さんは「広島市民賞」を2008年に受賞。
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