日本気象協会(東京)は5日、今春の桜(ソメイヨシノ)の開花時期はおおむね平年並みになるとの予想を発表した。高知市の3月19日を皮切りに、ゴールデンウイークごろ北海道に達するまで桜前線が北上する。
予想では、九州から関東南部で3月下旬、関東北部や北陸で4月上旬、東北で4月上旬から下旬に開花が始まる。見頃は福岡市で3月末から、広島、大阪、名古屋の各市と東京都心で4月の初めごろからとなる見通し。
気象協会は、昨年秋に冷え込みが強まったことで花芽が休眠から順調に目覚めていると判断。3月に低温が予想される関東で平年より遅くなる所があるとみている。
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