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和宮の直筆哀訴状が現存

[2014年02月05日 20:00]

 京都の本草漢学塾「山本読書室」跡に秘蔵されていた数万点の新史料の中に、徳川将軍家に降嫁した和宮が官軍の江戸攻撃延期を求めた直筆の哀訴状が現存していることが5日、松田清京都外大教授(日本洋学史)の調査で分かった。哀訴状の内容は知られていたが、直筆のものが確認されたのは初めて。岩倉具視の子で、官軍側司令官だった具定の返信の下書きなども見つかった。
 哀訴状は官軍の江戸攻撃が2日後に迫った慶応4(1868)年3月13日、江戸に向かう中山道蕨駅(現在の埼玉県蕨市)にいた官軍の陣営に届けられた。戦火を避けようと必死にもがいた内面がうかがえる。

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