4日の東京外国為替市場の円相場は急伸し、一時1ドル=100円76銭まで値上がりした。昨年11月下旬以来、約2カ月半ぶりの円高水準。
午後5時現在は、前日比1円03銭円高ドル安の1ドル=101円09~10銭。ユーロは94銭円高ユーロ安の1ユーロ=136円72~76銭。
米国の景気回復に対する期待感が後退し、円高ドル安が進んだ前日の海外市場の流れを引き継いで取引が始まった。
その後は輸入企業の円売りドル買いで円が上げ幅を縮小する場面もあったが、午後に日経平均株価が下落幅を拡大すると、投資家がリスクを避けるために安全資産とされる円を買う動きが加速した。
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