東証4カ月ぶり安値、610円安
4日の東京株式市場は、新興国に加えて米国景気の先行きにも懸念が拡大し、全面安となった。日経平均株価(225種)は急落し、終値は前日比610円66銭安の1万4008円47銭と、昨年10月8日以来、約4カ月ぶりの安値水準まで下げた。下げ幅はことし最大で、843円値下がりした昨年6月13日以来の大きさだった。
米国の製造業関連指標が大幅に悪化し、前日の欧米株が下落。4日のアジア市場も軒並み下げた。新興国では米量的金融緩和の縮小を背景に、お金が国外に流出するとの不安が拡大。米景気の先行きにも不透明感が増しており、世界の株安に歯止めがかからない状態となっている。
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