安倍晋三首相は5月の大型連休中にフランスやベルギーなど欧州各国を歴訪する方向で調整に入った。パリで5月6、7両日に開かれる経済協力開発機構(OECD)閣僚理事会への出席に合わせ、イタリアや英国、ドイツへの訪問も検討している。政府関係者が4日、明らかにした。
首相はパリでOECD閣僚理事会の議長国として、経済政策「アベノミクス」をテーマに演説し、法人税改革や規制緩和の推進を訴える。オランド大統領とも会談する見通しだ。
ベルギーのブリュッセルで、日本とEUの経済連携協定(EPA)締結に向けてファンロンパイEU大統領らと意見交換することなども検討している。
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