茂木経産相が中国商務相と会談
【青島共同】茂木敏充経済産業相は17日、中国の高虎城商務相と会談した。2012年に沖縄県・尖閣諸島をめぐる問題で日中関係が悪化して以降、日本の閣僚が中国を訪問して閣僚同士の会談をしたのは初めて。安倍晋三政権が目指す日中首脳会談の実現に向けて一歩進んだ形だ。
日中の閣僚会談は、13年12月の安倍首相の靖国参拝後は初めて。
茂木経産相と高商務相は、日中が経済面での協力を進めることで一致した。17日に中国山東省青島で開幕したアジア太平洋経済協力会議(APEC)の貿易相会合の合間に約20分間、会談した。茂木経産相は「極めて良い雰囲気で会談した」と述べた。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。