徳田毅衆院議員(鹿児島2区)の2012年の選挙をめぐり公選法違反(運動員買収、買収資金交付)の罪に問われた姉スターン美千代被告(46)は31日、東京地裁(田辺三保子裁判長)の初公判で「間違いありません」と起訴内容を全面的に認めた。判決は3月5日の予定。連座制の対象となり、禁錮以上の刑が確定すれば徳田議員は失職する公算が大きい。
徳洲会グループの選挙違反事件では計10人が公選法違反の罪で起訴された。検察側はスターン被告が父徳田虎雄前徳洲会理事長(75)らと共謀し、選挙応援に派遣したグループ職員に現金や航空券など約1億5560万円相当を与えたとしている。
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