岸田文雄外相が2月7日に訪米し、ケリー国務長官と同日をめどに会談する日程が固まった。政府筋が28日、明らかにした。4月に見込まれるオバマ大統領来日に向けた地ならしを図る狙い。
両外相は会談で、沖縄県の米軍普天間飛行場移設計画について意見交換。岸田氏は、移設先と目する同県名護市の市長選で反対派現職が再選されたものの、日米合意に沿って推進する姿勢を伝える。両外相は在日米軍基地への環境調査に関する新たな政府間協定締結へ実務者レベルの協議を急ぐ方針も申し合わせる。
交渉が停滞している環太平洋連携協定の早期妥結へ向け両国が努力する方針をあらためて確認したい考え。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。