【台北共同】台湾の対中国政策を主管する大陸委員会は28日、王郁キ主任委員(閣僚)が2月11~14日の日程で初訪中すると発表した。11日に江蘇省南京市に入り、中国国務院(政府)台湾事務弁公室の張志軍主任(閣僚級)と公式会談を実施する。
中台政府間の公式会談は1949年の中台分断以降、初めてとなる。中台は互いに相手の主権を認めていないため、従来は「民間」窓口機関を通じて交流してきたが、当局間の直接対話への移行により、台湾の馬英九政権下で改善した中台関係は一段と緊密化する。
相互の出先機関設置やメディア交流などが議題となる見通し。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。