【北京共同】中国国防省は1日、春節(旧正月)の1月31日午前に空軍機2機が東シナ海の空域に緊急発進(スクランブル)をかけ「外国軍機」を追跡したと発表した。中国が設定した東シナ海上空の防空識別圏内かどうかは明らかにしていない。対象機がどこの国のものかについても不明。
同省によると、2機は31日午前9時35分(日本時間同10時35分)に東シナ海沿岸の「ある空港」から発進。「振り切ろうとした外国軍機を逃さず追跡し、空域から追い払った」上で、約3時間後に帰還したという。
中国空軍は昨年11月29日や1月23日にも空軍機を出動させたと発表している。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。