28日の東京株式市場は、世界経済の先行きに対する警戒感が依然として強く残り、日経平均株価(225種)は4営業日続けて下落した。終値は前日比25円57銭安の1万4980円16銭となり、昨年11月14日以来、約2カ月半ぶりに終値で1万5000円を下回った。
東証株価指数(TOPIX)は4・92ポイント安の1224・31。出来高は約27億3200万株。
トルコなど新興国の通貨下落が一服し、これまで株安要因となっていた新興国経済への過度な懸念が後退。最近の大幅下落で割安感の出た銘柄を買い戻す動きが広がり、午前は買い注文が優勢に推移した。
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