東証が大幅反落、376円安
30日の東京株式市場は、米量的金融緩和の縮小継続で新興国経済への不安が再燃したことを背景に、全面安となった。日経平均株価(225種)は大幅反落し、終値は前日比376円85銭安の1万5007円06銭だった。取引時間中の下げ幅は一時、530円を超えて1万4900円を割り込み、約2カ月半ぶりの安値水準となる場面もみられた。
29日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均も大幅反落し約3カ月ぶりの安値となったほか、アジア市場も軒並み下落した。新興国への根強い不安感から、投資家のリスク回避志向は高まっており、世界の株式市場は不安定さが増し乱高下している。
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