【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は29日、米国債などの大量購入で市場に資金を供給する量的金融緩和政策の購入規模をさらに縮小することを決めた。証券の買い入れを2月から100億ドル(約1兆円)減らして購入規模を月額650億ドルとする。
景気の現状認識について「経済活動が上向いた」と上方修正した。雇用情勢に関しては「まだら模様だが総じて一段と改善した」と評価した。
雇用情勢や物価の見通しが改善すれば「さらに購入規模を減らす」と緩和縮小を今後も続ける姿勢を示した。
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