国立感染症研究所は28日までに、タミフルやラピアクタなどの抗ウイルス薬に耐性を持つH1N1型のインフルエンザウイルスが、昨年11月以降、山形など5道府県の計20人から見つかったと発表した。
耐性ウイルスは北海道で15人の患者から報告されたほか、山形県の2人、神奈川県の1人、三重県の1人、大阪府の1人から見つかった。
三重県の患者は、札幌市で耐性ウイルスが検出された昨年12月20~24日に同市に滞在していたことや遺伝子配列が同じことから、札幌で感染したと考えられるという。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。