【ミュンヘン共同】イラン核問題の包括解決策を話し合う、同国と欧米など6カ国との次回協議が18日にウィーンで開かれることになった。欧州連合(EU)のアシュトン外交安全保障上級代表が1月31日、安全保障国際会議が開かれているドイツ南部ミュンヘンで、イランのザリフ外相と会談し合意した。
イランのアラグチ外務次官は29日、共同通信との会見で、西部アラクの実験用重水炉の建設を継続すると強調。欧米は建設断念を求めており、次回協議では重水炉の扱いが焦点。
アシュトン氏はザリフ氏との会談について「非常に興味深く、現段階では極めて重要な成果があった」との声明を発表した。
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