週明け27日の東京株式市場は、一時1ドル=101円台をつけた円相場の上昇や新興国経済への懸念を背景に全面安となった。日経平均株価(225種)は3営業日続落した。終値は前週末比385円83銭安の1万5005円73銭と、約2カ月半ぶりの安値水準だった。
前週後半からの下げ幅は810円を超えた。東証株価指数(TOPIX)は35・37ポイント安の1229・23。出来高は約32億6400万株。
中国の経済指標の悪化から生じた新興国景気への懸念は週明けも続いた。アルゼンチンなどでの通貨急落も新興国の先行きの不透明感を強めた。
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