東証急落、一時1万5千円割れ
週明け27日午前の東京株式市場は、外国為替市場で一時1ドル=101円台後半をつけた円高進行や新興国経済への懸念を嫌気した売り注文が広がり、日経平均株価(225種)は大幅続落した。下げ幅は一時450円を超えて1万5000円を割り込み、約2カ月半ぶりの安値水準となった。
午前終値は前週末終値比382円52銭安の1万5009円04銭。東証株価指数(TOPIX)は32・62ポイント安の1231・98。
円高ドル安が急速に進み、輸出企業の業績改善への期待が大幅に後退した。中国の経済指標の悪化をきっかけに新興国景気の先行きに不透明感が生じた。
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