アクリフーズ群馬工場(群馬県大泉町)の冷凍食品農薬混入事件で、偽計業務妨害容疑で逮捕された工場契約社員阿部利樹容疑者(49)が、農薬検出が発表された昨年12月29日以降、混入について「いくらでもできる」と同僚に話していたことが27日、工場関係者への取材で分かった。
県警は26日、阿部容疑者と同じピザの製造ラインで働いていた従業員らから話を聴き、工場内で不審な様子がなかったか捜査している。
工場関係者によると、阿部容疑者は同僚との雑談で「やれないことはない。いくらでもできるよな」と話していた。しきりに携帯電話でニュースを確認する姿も目撃されているという。
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