北朝鮮と政府間協議で中国に出発
外務省の伊原純一アジア大洋州局長は28日午後、北朝鮮との政府間協議に臨むため、民間機で中国・瀋陽に到着した。北朝鮮が「初期段階」としている拉致被害者らの再調査の進捗状況をただし、早期報告を求める方針だ。
日朝両政府の公式協議は7月に北京で開催して以来。29日の協議では安否不明の12人の拉致被害者に関する調査の現状などについて説明を求める。昼食を挟んで夕方まで行われる見通しだ。
日本は伊原氏、北朝鮮は宋日昊朝日国交正常化交渉担当大使がそれぞれ代表を務める。宋氏は27日に瀋陽に到着した。
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