【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)の専門家チームは23日までに、西アフリカで流行するエボラ出血熱の感染者数が、このまま推移すれば11月初めに2万人を超える恐れがあるとの論文をまとめた。WHOによると、感染者はこれまでに5800人を超えたが、今後1カ月余りで3倍以上に急増する計算となる。
感染拡大が止まる兆しが見えず、どう抑制するかが一層大きな課題となりそうだ。WHOは国際社会にさらなる支援を呼び掛けている。
同チームは、ギニア、リベリア、ナイジェリアなどの感染者約4千人(疑い例を含む)の詳細なデータを分析、予想される感染規模などについて検討。
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