視覚に障害がある児童生徒が通う埼玉県立特別支援学校「塙保己一学園」(川越市)の高等部専攻科1年に通う全盲の女子生徒が、JR川越駅構内で脚を蹴られて3週間のけがをしていたことが9日、同校への取材で分かった。生徒の家族は近く、川越署に被害届を出す予定。
同校によると、9月8日午前7時50分ごろ、生徒がバスに乗り換えるために同駅の改札を出て、点字ブロック上を歩いていたところ、正面から来た人物が白杖に接触し転倒した気配がしたという。直後に、背後から生徒の右膝の裏が強く蹴られ、負傷した。
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