FRB、ゼロ金利継続の方針維持
【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は17日、現行の量的金融緩和の終了後も物価が抑制されていれば、事実上のゼロ金利を「相当な期間」続けるとした利上げ開始時期に関する方針を維持することを決めた。
金融政策を話し合う連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明で明らかにした。市場に大量のお金が出回るようにする量的緩和については、米国債などの購入額を10月から100億ドル(約1兆円)減らし、月額150億ドルにすると決定。雇用と物価の改善が予測通り推移すれば、10月に開く次回会合で量的緩和を終えると明記した。
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