親ロシア派が捕虜解放を開始
【モスクワ共同】ウクライナ東部の親ロシア派武装勢力は7日夜、ドネツク州で捕虜にしていたウクライナ政府軍兵士15人を解放した。インタファクス通信が8日伝えた。
5日のウクライナ和平協議で停戦に合意した後も小規模な戦闘は発生しているが、解放は合意項目の一つである全ての捕虜交換に向けた前進となる。ウクライナ政府は捕虜解放を8日にも始めることを表明している。
15人はドネツク州に隣接するドニエプロペトロフスク州に移送され、家族らと面会した。うち2人はけがをしており、病院に搬送された。残りの13人も近く医療機関にかかるという。
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